背中にできた赤いポツポツ。気付かないうちにどんどん増えてきたと心配になっていませんか?毎日ちゃんと洗っているのにできてしまう赤いポツポツ。それは背中ニキビかもしれません。
くりかえす背中ニキビは毎日洗うだけではよくなりません。背中ニキビの原因を知ることで、正しく対処し治す必要があります。
またきちんと対処しなければ、最初はポツポツとできていた背中ニキビがどんどん増えて背中じゅうブツブツになってしまうかも!
そこでこの記事では、背中にできる原因や、これ以上悪化してブツブツ化していかないための対処法を紹介します。1つでも背中ニキビの症状がある人は、ひどくなる前にこの記事を読んで対処してくださいね。
あなたのニキビはポツポツ?ブツブツ?背中ニキビの原因は?
背中ニキビと一概に言っても、その原因はさまざま。ニキビはもともと、皮脂や汚れが毛穴に溜まることで、菌が発生して炎症化することで生じます。
しかも、体にできるニキビは普段の生活が原因で発症することもあります。炎症が悪化する原因にもなる紫外線や、雑菌が増える汗は背中ニキビの大敵!ストレスによる暴飲暴食もホルモンバランスが崩れて皮脂分泌が増えるなど、ニキビができる原因になります。
また背中ニキビの原因として多いのが背中のゴシゴシ洗いによる皮膚の傷つきです。小さな傷から菌や汚れが入り込んでしまうため注意が必要です。
またロングヘアの方は、泡のすすぎ残しも菌が繁殖する原因になるため、シャンプーやトリートメントなどが背中に残らないよう注意しましょう。
背中のブツブツはかゆい?痒くない?かゆい原因は菌の存在
しつこくて気になる背中のポツポツニキビ。悪化するとどんどん繁殖してブツブツ化してしまいます。体にできるニキビの原因は真菌やカビによって発症します。
アクネ菌
顔にできるニキビの主な原因となる常在菌です。皮脂や汚れが毛穴に詰まることで繁殖しニキビとなります。免疫力低下でも繁殖しやすくなるため、ストレス時やホルモンバランスの崩れなどでも悪化します。
マラセチア菌
ニキビのような赤い発疹ができていて、痒みがあるならマラセチア毛包炎かもしれません。背中はもちろん、胸や肩、二の腕などにできるのが特徴。湿気を好む菌が原因のため、蒸れやすい季節や衣服に注意する必要があります。
皮脂部分に多く生息する常在菌で、汗をかくことでどんどん繁殖していきます。
黄色ブドウ球菌
背中全体にブツブツとしたニキビのようなできものがたくさんある場合は、毛包炎を発症している可能性があります。アクネ菌が原因なのではなく、黄色ブドウ球菌という菌が原因かもしれません。
ニキビによく似ていますが、痒みがあるのが特徴。皮膚表面にできた傷口などから黄色ブドウ球菌やマラセチア菌などが入り込み炎症を起こします。
毛孔性苔癬
別名、サメ肌とも呼ばれる皮膚の毛穴にブツブツ盛り上がった発疹ができているなら毛孔性苔癬かもしれません。毛包の根本が炎症している状態で、触るとザラザラしています。
痛みや痒みはありませんが、赤みのある発疹時には痒みが伴うことも。色素沈着により肌が黒ずむこともあります。
背中ニキビが重症化していないなら最強市販薬でケアしてみるのも◎
マラセチア菌には「抗真菌剤」
常在菌・真菌などのカビが原因の背中ニキビには、抗真菌剤が配合された背中ニキビ薬がおすすめです。菌の繁殖を抑制するため、広範囲に広がった背中ニキビにアプローチします。
膿のある背中ニキビには「抗生物質」入りを
背中ニキビがぷっくり膨らんで深部に膿がある場合には、菌の繁殖を抑える抗生物質入り背中ニキビ薬を活用しましょう。ニキビ跡にもなりやすいため、絶対に潰すのはNG。炎症が治らない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
痒みがあるなら「抗ヒスタミン剤」
背中ニキビに痒みが伴うなら、抗ヒスタミンが配合されたものを使用しましょう。飲み薬で内側から痒みを沈めるものと、患部に塗って炎症を和らげて痒みを抑えるものがあります。
抗ヒスタミンと成分名がない場合は、「ジフェンヒドラミン塩酸塩」と記載がないかも確認しましょう。抗ヒスタミン薬の成分で、皮膚症状を抑える効果を期待できます。
赤みや腫れがあるなら「抗炎症剤」入り
ひどい痒みや赤みのある炎症が目立つなら抗炎症剤入り背中ニキビ薬を選びましょう。炎症は細菌や真菌の感染によって引き起こされるため、炎症した患部に痛みを感じることもあります。
抗炎症剤によって炎症を起こしているニキビを落ち着かせ、腫れや痛みを和らげる効果を期待できます。
背中にできたかゆいブツブツにおすすめのお手入れ方法を紹介
入浴で皮膚を柔らかくする
毛穴が開くと、角栓が排出しやすくなりますよね。そのためには入浴などで皮膚を柔らかくするのがおすすめ。
柔らかくなった肌は、洗浄成分も入りやすくなり詰まった皮脂や古い角質も落ちやすくなりますよ。
38度ほどのお湯に10分以上使って皮膚を柔らかくしてみるのはいかがですか?その後、濃密泡のボディソープやピーリングジェルなどで優しくケアしましょう。
毛穴ケアアイテムを使う
毛穴ケアに特化したスキンケアグッズを使うのもおすすめです。
毛穴ケア商品は、硬くなった角栓を浮かて汚れを絡みとる成分や皮膚を柔らかくさせる効果が期待できるものなど様座ざま。敏感肌にも特化した成分で、肌を傷つけずに毛穴の汚れを取り除けられます。
背中を洗浄する際は、濃密なモコモコ泡で優しく撫でるようにマッサージするのもポイント。背中の隅々まで優しく洗ってくださいね。
またすすぎ残しのないよう、しっかりすすぐのもポイントです。
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保湿をする
乾燥は背中ニキビの大敵!乾燥がすすむと炎症による痒みがひどくなり掻きむしって傷が悪化する恐れがあります。
入浴・シャワー後はしっかり保湿し背中が乾燥しないよう対策しましょう。
汚い背中とはさようなら!毎日できる予防法
すすぎ残しに気をつけ、背中を清潔に保つ
なかなか自分では確認しづらい背中は、ボディソープの泡や石鹸かすが残りやすい部位でもあります。
とくにロングヘアの方は、トリートメントなどが背中に残ってしまうこともあるので注意しましょう。
すすぎ残しはニキビや炎症の原因になるので、しっかりすすぎ切るのがポイント!先に髪を洗ってから、体を洗うとすすぎ残しを予防できますよ。
保湿ケアで皮脂バランスを整える
定期的な保湿ケアは皮脂バランスを保つポイント。肌が柔らかく柔軟になり、バリア機能も高くなるので外部刺激から肌を守ります。
顔やボディと同じように背中もしっかりケアしてあげましょう。背中に手が届かないなら、背中ケアに特化したパッティングスティックなどを使うのもおすすめですよ。
バランスの良い食事をする
角栓を作りにくくするには、日頃から栄養を意識した食生活が欠かせません。タンパク質やターンオーバーを促進させるビタミンAや皮脂分泌を正常化させるビタミンB群を積極的に取り入れましょう。
炭水化物や脂質、動物性タンパク質は皮脂分泌を過剰にする恐れもあるため、食べ過ぎは禁物ですよ。